さくら

厳しい冬を越えて咲く さくら
  さくら には何か力があるなぁ。
今年も咲いてくれてありがとう。

  
DSC_0076

『 桜 梅 桃 李 』という言葉を思い出した。

赤川 蓮

東京モーターサイクルショー2015

東京ビッグサイト
初日午前の特別公開に行って来ました。

そこには沢山のBike,Bike,Bike.
あちこちで取材しているプレスカメラを避けながら、気になるBikeをチェック!
と、その前にお世話になっている、スポーティなディスプレイが印象的なGOLDWINのブースへご挨拶。
ともにHONDAのブースにもお邪魔して色々話を伺い、ブルドッグなんて名前の楽しいBikeも発見。
さて
今期、気になるBikeといえば初公開のDUCATIのSCRAMBLER !
複数のスタイルごとに凝ったディスプレイと生演奏まであって、イタリアのBikeなのにアメリカみたいな(チョッとややこしい)雰囲気を放っています。
でも、実はこのヒネリ感が僕にはグッと来たりしてます。
実際、
跨がると足着きは良いし、ポジションも楽ちん。
オンもダートも似合うし、リヤサスの位置といい、メカニックは斬新でもスタイルは懐かしい。
OLDアメリカ的なNEWイタリアBike。ややこしいけど...
でも、その屈折したようなところが良いなあ。(天の邪鬼にはたまんないなあ)

DSC_0060

次は
やはり実用性の高いアドベンチャーもの!?
自分には一体どれがしっくり来るのだろうか?の確証を得るためには跨がりまくるしかない!
BMW1200GS からの流れを受けるアドベンチャーを冠するバイク達。
リッターオーバーのエンジンを載せた大柄な車体に250kg超の車重。
サスペンションが長い為シートも高くなり、足着きはバレリーナのごとく爪先ツンツン。
そんなBikeに小柄な日本人が乗ること自体が、「アドベンチャー」な感じ!
で、
排気量を少し下げて車格を絞った、いわゆるミドルクラスという「通な」選択肢がある。
650〜800ccのエンジンを搭載したモデル。(ヨーロッパではこのクラスが中心)
こちらもバリエーション豊かだし、大きさ重さを持て余す事も少なそうだ。
しかし各社それぞれ魅力的で、これまた迷う。いや迷わない方がおかしい!後は相性だなと。
(そもそも、例えば10人の美人を前にしてどの娘と付き合いたいかって言われても
迷っちゃってすぐに決められないよ!ってのと同じさ!って何の逆ギレだ )
よし、試乗に行こう!!

DSC_0044







インプレッション BMW R nine T

GOLDWIN 2015春夏 Webカタログ撮影で、今回僕の相棒となったバイクは
メーカー自らが カスタマイズをコンセプトにした珍しいマシン、
空油冷4ストローク フラットツイン BMW R nine T 1200

先のGOLDWINのショートムービーで使用したGSと同タイプの
圧倒的なエンジンの存在感はそのままに、
R nine Tのクラシカルなルックスは小柄で、とにかく軽快な印象。
跨がってみると、足着きもかなり良好で安心感がある。
流用と思われるノーマルハンドルが、僕にとっては車体に対してほんの少し長く感じたが、
でもその分取り回し易いし、いっそ取り替えるのも良しなのも、このBikeのコンセプト。
さて、
スタータボタンを押すと、
例によってボクサーツインがブルンと、大袈裟なくらい左右に横揺れするのも
BMWステータスの一つで、このエンジン特有の鼓動感はとても独創的だ。

走り出せば左右の振動は消えるかのように、アクセルを開ける程に安定感と
迫力のビッグトルクが加わり、人車一体感を堪能出来る。

バイクから降りて スタッフに開口一番「 開けるとイイね〜!」は
僕の率直な感想。

さらに外装等、自分で手を入れる事によって個性は無限に広がり、
世界に1台、自分だけのBMWカスタムマシンを所有する喜びも同時に得られるという訳。  
  こいつはヤバいね!
                                    
           
B33P2592_H

                      赤川 蓮
もっと読む…